園長の部屋
植物公園の西川園長が今注目の植物をご案内します♪

第47回樹木園の薬草(晩夏)
場 所 樹木園(芝生園奥の植物公園敷地境界付近 下記地図をご参照ください)
更新日 平成25年8月21日

ミソハギ

学名:Lythrum anceps (ミソハギ科)

生薬名:千屈菜(せんくつさい)

ミソハギは少し湿った所を好みます。エゾミソハギと似ていますが、
見分けるポイントは全体が無毛という点です。
薬草として利用される部位は全草で、
止血や下痢止めとしての効能があるとされています。
お盆の頃咲くので盆花とも呼ばれます。

ヒオウギ

学名:Belamcanda chinensis (アヤメ科)

生薬名:射干(やかん)

ヒオウギは日当たりの良い場所を好みます。
広剣形の扁平な葉を扇状につけることから檜扇(ひおうぎ)という和名がつきました。
薬草として利用される部位は根茎で、利尿、去痰の効能があるとされています。
黒く光沢のある種子ができ、「射干玉(ぬばたま)」「鳥羽玉(うばたま)」とよばれています。
むかし、黒い実には魔除けの力があると信じられていたそうです。
万葉集では夜や黒、髪などを導く枕詞として『うばたまの』が詠まれています。

コガネバナ

学名:Scutellaria baicalensis (シソ科)

生薬名:黄芩(おうごん)

コガネバナ中国北部~シベリア原産で、徳川吉宗の時代1726年に
日本に取り寄せ、小石川御薬園で栽培されたのがはじまりとされています。
薬草として利用される部位は根で、消炎や解熱の効能があるとされています。
漢方薬の処方でよく使われます。
コガネバナという名前ですが花は紫色で、黄色くありません。根が黄色いことから、
生薬名の黄芩(おうごん)、植物名のコガネバナがつきました。

樹木園はここ地図
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